涼しい僕たちは扇風機を使う

扇風機が生み出す風とカルチャーを探求しています。

扇風機を魔改造の夜

time 2025/08/25

魔改造の夜、、、大好きです。

走るマッサージ機など、「魔改造の夜」のリアルイベントが秋葉原で本日より開催
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/2041545.html

 
この記事にある「扇風機を魔改造し、風圧で走行、50m走のタイムを競う」
ほら、もう面白い。

どうやったら速く走るかを考えるだけでワクワクしますね。

 

やっぱモーターだよね

扇風機レースの本質は、いかに強力な推進力を生み出すかにある。
市販の扇風機のモーターなんて所詮は「そよ風を起こす」程度の設計。これをラジコンカー用の高回転ブラシレスモーターに換装したらどうだろう。回転数が3倍、4倍になれば、理論上は風量も劇的に増える。

ただし電源の問題が出てくるから、リポバッテリーを複数搭載して瞬間最大出力を狙う。50mなら10秒程度で走り切れるはずだから、持続時間より瞬発力だ。

頭だけの扇風機。でもそれって扇風機って言うのかな。

車体の軽量化は絶対正義。
扇風機の首振り機構?いらない。高さ調節?いらない。タイマー?論外。必要なのはモーターと羽根と最小限のフレームだけ。

究極的には「羽根付きモーター」になってしまうけど、それはもう扇風機と呼べるのか?という哲学的問題に直面する。でも魔改造の夜なら「元が扇風機だったから扇風機です」で押し通せそう。

風が出る前面のすぐ前に風のはねっ返りがあるといいよね。

ここが実は最重要ポイントかもしれない。扇風機が生み出す風を、いかに効率よく推進力に変換するか。前方に垂直の板を設置して、風を180度反転させて後方に流す。

理想的にはパラボラアンテナのような曲面で、風を一点に集中させてから後方に噴射する。F1のリアディフューザーの逆バージョンみたいな感じ。空気力学的には邪道かもしれないけど、とにかく前に進めばいいのだ。

キャスターは超ゆるゆる。

摩擦は敵。ベアリング入りの高級キャスターを4つ付けて、指で押しただけでスーッと滑るくらいにする。方向制御?そんなものは必要ない。真っ直ぐ50m突っ走ればいい。

むしろ左右にブレないように、レール上を走らせる仕組みにしてもいいかも。いや、それだと摩擦が増えるか。やはり超高性能キャスターで、慣性の法則に身を任せるのが正解だろう。

羽根がでかけりゃいいってもんじゃない

小さいということは軽量であり、進みやすい。
大きな羽根は慣性モーメントが大きくてスタートダッシュで出遅れる。50m走は加速が全て。小さな羽根を超高速回転させれば、一瞬で強力な推進力を生み出せる。

ドローンがいい例だ。小さなプロペラ4つであれだけの揚力を生む。軽い車体に鋭い風、これが最速への道。
結局、見た目のインパクトより物理法則に従った方が速い。

 
 

結局のところ、魔改造の醍醐味は「どこまでやっていいのか」の境界線を探ることと、その境界線の「こちら側」で物理の作用をどう具現化するかにある。

扇風機としてのアイデンティティを保ちながら、いかに常識外れの速度を叩き出すか。その挑戦が見る者を熱狂させるのだろう。

 

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